十勝旅情（パートU）

    伊藤真名美（いとうまなみ）

    作詞・曲：田中寿幸
    補作・編曲：いとう真由美
    発売時期：2010年

    三国（みくに）の峠（とうげ）を 越（こ）えて十勝（とかち）
    糠平（ぬかびら）湖（こ）畔（はん）に 湯（ゆ）の宿（やど）よ
    いななく馬（うま）も 鈴（すず）の音（ね）も
    行（い）きかうひづめの 音（おと）も無（な）く
    石橋（いしばし）渡（わた）る エスエルの
    汽笛（きてき）も 昔（むかし） 糠平（ぬかびら）湖（こ）
    はーあーあーあーえー

    むなさきのぼりに 木下路（こしたみち）が
    空（あ）ければそこは 東雲（しののめ）湖（こ）
    水藻（みずも）が風（かぜ）に 揺（ゆ）れている
    見下（みおろ）ろす岩肌（いわはだ） 苔（こけ）むして
    えぞなきうさぎの 鳴（な）き声（ごえ）が
    かすかに 遠（とお）く 然別（しかりべつ）
    はーあーあーあーえー

    眠（ねむ）れぬ 夜空（そら）に 星（ほし）がまたたき
    面影（おもかげ）揺（ゆ）れる 湯（ゆ）煙（けむり）よ
    この世（よ）に一（ひと）つ 残（のこ）された
    指輪（ゆびわ）湯（ゆ）の花（はな） 湯（ゆ）のしずく
    十勝（とかち）の川面（かわも）に 白鳥（はくちょう）が
    朝（あした）を迎（むか）える 十勝（とかち）川（がわ）
    はーあーあーあーえー

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