菜（さ）園（えん）場（ば）今昔物語（こんじゃくものがたり）

    武市アキ

    作詞：松田雅子
    作曲：武市アキ

    踊（おど）り子（こ）隊（たち）が憩（いこ）う 横堀（よこぼり）公（こう）園（えん）
    菜（な）の花（はな）メダルが 胸（むね）をかざる
    ここは在（あ）りし日（ひ）の 武市（たけち）道（どう）場（じょう）
    志士（しし）たちが汗（あせ）流（なが）し 夢（ゆめ）追（お）った場（ば）所（しょ）
    「ねぇ…半平太様（あなた） 川（かわ）の水（みず）は冷（つめ）たくなったでしょう」
    柿（かき）の実（み）を手（て）にした 富（とみ）さんが微笑（ほほえ）む

    土佐（とさ）の高知（こうち）の 菜（さ）園（えん）場（ば）通（どお）り
    覚（おぼ）えていますか 酒（さか）場（ば）の半平太（はんぺいた）
    ここは昔（むかし） 私（わたし）の兄（にい）さんが
    小（ちい）さな灯（あか）りを 点（とも）した町（まち）
    「ねぇ…半平太様（あなた） 牢獄（そこ）は薄着（うすぎ）じゃ寒（さむ）いでしょう」
    一人（ひとり）寂（さみ）しく床（ゆか）で 富（とみ）さんは眠（ねむ）る

    「ねぇ…半平太様（あなた） 桜（さくら）の花（はな）が咲（さ）きました」
    空（そら）を見（み）上（あ）げながら 富（とみ）さんが話（はな）した
    空（そら）を見（み）上（あ）げながら 富（とみ）さんが話（はな）した

    戻る